ジャンボ鶴田を偲ぶ会


正面にはジャンボさんのパネル等が置かれてます。 実兄の恒良さんも出演してくださいました。
プロレスリングノアの三沢社長です。 馳さんも政治家・レスラーとしてお話くださいました。
ジャンボ鶴田基金ブースです。 ジャンボ鶴田さんの本・フィギュアも置いてありました。
「ジャンボ鶴田を偲ぶ会」が原宿ラフォーレミュージアムで開催されました。三遊亭楽太郎さんの司会で、三沢光晴さん、馳浩さんのトーク。甲斐智陽さん、フォーキーブラッドさんのライブが開催されました。トークの中でも臓器移植に関する事柄も出てきました。特に馳さんは国会議員でもあるので、来期の通常国会にて臓器移植法の見直しを約束してくださいました。また、ジャンボ鶴田基金の募金活動もロビーにて設置させて頂きました。御協力頂きました皆様にこの場を借りて熱く御礼申し上げます。
本日はジャンボ鶴田を偲ぶ会を開催していただき、有難うございます。早いもので亡くなってから1年と半年が過ぎ去ろうとしております。この間、大勢の方からレスラー‘ジャンボ鶴田‘がいかに愛され、そして応援されていたか、痛いほど感じ、また感謝の気持ちで一杯でございます。26年もの間、リングの上で闘い続けることができましたのも、本人の努力もさることながらファンの皆様、そして温かい先輩、後輩に恵まれたお陰だと感じております。

「死」という状態から彼を振り返りますと、無念の最期ではありましたが、とても満ち足りた人生だったと思います。憧れのオリンピックに参加し、レスラーとして26年もの長きの間、リングに立てた事、大学への進学、そして大学の講師を勤めさせていただき、念願のアメリカでの教授生活。どれもこれも‘ジャンボ鶴田‘にとってかけがえのない日々でした。私生活では3人の子供に恵まれ、闘病生活中は肝臓の提供を申し出てくれるほどの優しい兄にも恵まれました。人生は長さではなく、その生き様であると考えるならば、彼の人生は充実していたと思います。                             

移植手術待機中のオーストラリアで自ら立ち上げた‘ジャンボ鶴田‘はお陰様で、日本移植支援協会のもと、活動をさせていただいております。今年4月には初めて基金から皆様の善意を移植患者へ寄付させていただくことが出来ました。運転免許書にドナーになる意思表示を載せることが出来ますように、今後も活動していきたいと考えております。

本来ならば、この会場に足をお運びいただきました、お一人お一人に御挨拶を申し上げたいところでございますが、生活の本拠地がアメリカと遠方のため、大変失礼ながら書状にて御礼御挨拶を申し上げます。ゲストの皆様、ファンの皆様、そして移植支援協会の皆様、今日は一時の間、「ジャンボ鶴田」を思い出して下さいましたこと、天国の鶴田に代わりまして、心から御礼申し上げます。

                              ジャンボ鶴田基金 代表 鶴田保子